女性の薄毛に対する呼び名(症状)
~医療機関によって呼び名が違う~
Female Androgenetic Alopecia(女性男性型脱毛症)や Female Pattern Hair Loss(女性型脱毛症)など、女性の薄毛に対する表現は多数あります。簡単にまとめると、女性の薄毛表現(名称や呼び名)は以下のようになり、同じ人であっても診察する担当医や医療機関によって別の表現が使われる可能性があります。
- FAGA(女性男性型脱毛症)/FPHL(女性型脱毛症)
- 「男性ではない女性の薄毛」に着目した表現
- びまん性脱毛症
- 「薄毛症状の現れ方(薄毛エリアの広範性)」に着目した表現
- 休止期脱毛症
- 「薄毛メカニズムのヘアサイクル」に着目した表現
- 急性休止期脱毛症(=産後脱毛症、分娩後脱毛症)
- 「短期的な時間軸」で休止期脱毛症を整理したもの
- 慢性休止期脱毛症(≒びまん性脱毛症)
- 「6ヶ月以上持続する継続性」に着目して休止期脱毛症を整理したもの
これだけの表現があるものの、自分はどれだからどうしなければ…というような意味合いは「産後脱毛症」のケースを除いてほとんどありません。医療機関や担当医の側が個々に整理しやすい名前を当てているのが実情です。名前自体に意味がないわけではありませんが、そこまで女性の薄毛の名称(呼び名)にこだわる必要はないでしょう。
上記の内容について、もう少し詳しく知りたいという場合はこちらのコラムをご参照ください。とりあえずこのようなバリエーションを理解できていれば、女性の薄毛について調べていく際に混乱することはないと思います。
女性が薄毛に至る原因は様々
~人によって異なるのが難しいところ~
女性の薄毛要因は実に様々なものが考えられ、一概にこれと一括りにできるものではありません。それでも、「生活習慣」や「出産や閉経」など、種々の入り口を経由して「女性ホルモンの乱れや変化」が生じ、結果として女性特有の薄毛症状に至るケースが多いです。また、人によっては女性ホルモン量の減少や乱れによって相対的に「男性ホルモン」が躍動し、その影響を取り込んでしまうケースもあります。
- 生活習慣(睡眠・食生活・ストレスなど)→ 女性ホルモン量の変化・乱れ → 薄毛
- 「出産」「加齢」「閉経」など身体的変化 → 女性ホルモン量の変化・乱れ → 薄毛
- 上記「女性ホルモン量の変化・乱れ」→ 男性ホルモンの台頭 → ダブルパンチの薄毛
ざっとイメージしても、このように多様な経路が考えられます。これはつまり、「女性の薄毛」は男性のように画一的に対処しにくいことを意味しています。
このあたりの「女性の薄毛原因」については、もう少し体系的に捉えられた方が良いようにも感じます。詳しく取り上げることで、文字数的にもそこそこの量になりましたので、こちらも別記事として案内させていただきます。こちらは薄毛症状に悩む女性であればぜひとも確認しておいた方が良い内容です。
女性の薄毛治療の強い味方
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画像出典:クリニックフォア公式
他にも、女性の薄毛治療に関連するクリニックについては、「女性の薄毛治療対応のクリニック一覧」にて整理しています。当サイト「ふさ活」をうまくご活用いただき、薄毛対策にお役立てください。