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薄毛症状を感じたら即相談が正解!
~AGAの発症時期は人それぞれ~
AGAの薄毛症状は、早い人で20代の後半くらいから始まります。突如薄くなってきたというよりは、以前と比べて徐々に髪にハリやコシがなくなってくるといった具合で、ある日を境とした明確な変化ではありません。「生え際の後退」や「抜け毛量の増加」など、やんわりとしかし着実に「歩みを止めない変化」が私たちの自信を奪いさっていきます。
テーマとして「何歳から始めるべき?」と掲げておきながら、真正面からのお答えにはなりませんが、やはり「薄毛治療は変化を感じ始めた時期に素早く手を打つべき!」と言えます。そして、可能性から考えると、この記事をお読みいただいている今がまさにその時期なのかもしれません。薄毛化プロセスは、絶対的な年齢で動き出すものではなく、あくまでも「遺伝的な傾向」に支配されて発動します。受け継がれている体質や傾向を受けて、今少し心配になり始めているのであれば、このコラムを契機に前向きな選択をされることをおススメします。
血中テストステロン値の減少時期は薄毛化にやや関係あり
薄毛メカニズム発動の一つの引き金要素として、血中に流れる男性ホルモン量(テストステロン)の低下が挙げられます。
出典:「日本人成人男子の総テストステロン, 遊離テストステロンの基準値の設定」より抜粋
(著者:岩本晃明, 柳瀬敏彦, 高栄哲, 堀江均, 馬場克幸, 並木幹夫, 名和田新)
お示しのグラフは、日本人成人男性の血中テストステロン値の中で、生物学的にまだ活性度の高い「遊離テストステロン(=フリーテストステロン)」の血中量を年齢別に測定して記録したものです。このグラフからわかることは主に以下の3つです。
- 日本人成人男性の血中テストステロン量は、概ね20代前半から中頃くらいに量的ピークを付ける
- 同じ年齢の日本人成人男性であっても、血中テストステロンの量は個々でかなりのバラつきがある
- 血中テストステロン値は、非常に緩やかな傾斜ではあるものの、加齢に伴って着実に減少していく
薄毛化との関連で理解しておいていただきたいのは、「血中テストステロン量が概ね20代前半から中頃くらいにピークを付ける」という点と、このような血中テストステロ値の減少変化の影響を受け、前頭部や頭頂部の毛根内に存在する「5α還元酵素」が活性度を上げてしまうという点です。
ヘアサイクルに乱れをもたらすことが指摘されている「DHT(ジヒドロテストステロン)」は、既にご存知の方も多いと思いますが、次のような公式によって産出されます。
材料とも捉えられる「テストステロン」が減り始めることで「5αリダクターゼ」の動きが活発になり、それによって「DHT」が産出され始めるという奇妙な構図になっている点が非常に重要です。つまり、大きく端折ると、血中テストステロン値が減り始めることで少しずつDHTが作られてしまい、それによって薄毛化のスイッチが押されてしまう可能性があるということです。
なお、繰り返しになりますが、「血中テストステロン値の減少傾向」については「非常に緩やかな傾斜」を辿ります。また、同じ歳の男性同士でも人によってかなりの差があります。そして、「テストステロン」が減少してきたからと言って誰しもこの公式通りに進むわけではなく、元々の「5αリダクターゼ」が活性化しやすい体質であったり、「5αリダクターゼ」の総量などの遺伝的影響を受けます。
つまり、加齢によって徐々に減り始める「テストステロンの量的変化」と、その人その人が持っている「個々の遺伝傾向」が掛け合わさったときに、ゆっくりとしかし着実に上記の「薄毛化メカニズム」が発動していくという流れになっています。
「薄毛化プロセスが、いつ、何歳に発動するのか?」は誰にもわかりませんが、「5α還元酵素」にまつわる遺伝的な傾向を備えているのであれば、加齢によって徐々に「テストステロン値」が減少する中で、いずれ「5αリダクターゼ」が活発に動き出し、DHTの産出によってAGAスイッチは押されてしまう…と予想できます。
「まだ大丈夫!」は少し危険…
~AGAメカニズム始動の証明かも!?~
「まだ大丈夫だ…!」と無理に自己暗示をかけても、実際に少しでも「生え際が後退してきていること」を実感しているのであれば、もはや上記プロセスが進行し始めていると見た方が良いのかもしれません…。明確に減ってから対処するよりも、まだ毛量のあるうちに手を打てば明確な薄毛化を回避しやすくなります。
「DHTの産出→ヘアサイクルの乱れ→脱毛(もしくは軟毛化)」に至るまでにはタイムラグがありますので、明確に薄くなったと自他共にわかる段階だと、そこからの挽回は厳しくなっていきます。
このため、30代になって、たとえば「前頭部(M字部分の生え際)での後退」や「頭頂部(頭のてっぺん付近)でのボリューム変化」を感じ始めているのなら、「まさに今がAGA治療をスタートすべきベストタイミングだ!」という結論になります。
AGA軽度の人なら、内服治療薬のみで効果を実感しやすい
AGAの治療法(薄毛対策)については、いくつかの種類があります。専門医に掛かる場合だと、「AGA内服治療」を主体にするケースが多く、クリニックによってはこれに「毛髪再生メソセラピー」を加えたり、「独自の外用薬(育毛剤や発毛剤)」を提案されることがあるかもしれません。
また、少し切り口が違うものとして「自毛植毛」といった抜本的な薄毛対策もあります。どれを選択するかは患者さまの希望次第ですが、一般的に安価に抑えたい場合で、特に初期段階の「軽度薄毛症状」であれば「5α還元酵素阻害薬」を用いる内服治療が効果的です。
「5α還元酵素阻害薬」がAGA治療の基本!

プロペシアやザガーロといったお薬には、「テストステロン」と「5α還元酵素」の結合を阻害する作用があることが医学的に証明されていますので、まずはこれらいずれかのお薬を服用して数ヶ月程度様子を見てみるのが良いでしょう。
上記のようなお薬については、毎日忘れずに服用していれば良いだけです(DHTが発生しない体質に変わるわけではなく、あくまでもブロックして発生しにくくしているだけなので、毎日服用し続ける必要はあります)。特に難しいものでもなく、身構えなければならないほどの重要な決断が迫られるわけでもありません。治療費としても、月に7,000円~8,000円前後のご負担で賄えるケースが多いため、人によっては高価なシャンプー剤や育毛剤と取り換える程度で済むかもしれません。また、昨今では「オンライン診療」で治療薬の受け取りまで実現してくれる医療機関もありますので、お気軽に「無料カウンセリング」で相談してみると良いでしょう。
オンライン診療ならクリニックフォア
~初回来院も不要で治療薬の受け取りが可能~
ポストコロナ社会において、「オンライン診療」という選択はAGA関連クリニックにでも広がりつつあります。ただし、一般的には「初回は来院必要」となっているクリニックが大半で、元々地方にお住いの場合には結局「治療が受けにくい…」という面が否めませんでした。
この点、クリニックフォアでは一度も来院せずともオンラインのみで処方薬の発送まで対応してくれます。地方にお住いの方はもちろん、来院するのが煩わしいと感じている方や、頭皮をじろじろと観察されたくない場合にもフィットしやすいクリニックと言えるでしょう。
クリニックフォア
クリニックフォア(CLINIC FOR)は、全6院のすべてが東京都にございます。オンライン診療に強みのあるクリニックで、最短で「当日発送」も可能な非常に利便性の高いクリニックです。診療予約の込み具合などで変わってくるかもしれませんが、普通に考えれば今から1週間後くらいの間までに「AGA治療薬を服用し始めること」が可能になるのではないでしょうか。
AGAの初期段階では特に内服治療が有効になりますし、通う度に交通費や診察代が取られてしまっては無駄な出費となってしまいます。この点、クリニックフォアでは「定期配送」にすることで診察料を抑えるという選択も用意されています。パソコンかスマホさえあれば気持ち一つで今すぐ薄毛対策を始められます(専用アプリのインストールなども不要です)。
クリニックフォア

画像出典:クリニックフォア公式HP(新橋院)
全国どこからでもオンライン診療が可能なクリニック。初診から薬の受け取りまでオンラインで完結!東京都に6院あるクリニックフォアグループ。
- クリニックフォア田町…田町駅直結、徒歩0分
- クリニックフォア新橋…新橋駅すぐ、徒歩1分
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- クリニックフォア大手町…大手町駅直結、徒歩0分
地域ごとのクリニック情報もご参照ください♪
上述のクリニックフォアは、もちろん薄毛症状に対しても適切な対応をしてくれます。ただし、AGA(薄毛)専門の医療機関というわけではありません。人によっては、実際にクリニックを訪れて「毛髪診断士」と呼ばれる専門家のチェックを踏まえた治療法をお望みかもしれません。
そのような場合は、当サイトの「AGAクリニックMAP」からお住まいの地域を選択して情報検索してみてください。地域によっては登録クリニックが見つからないかもしれませんが、大都市圏であれば1つ2つは専門医が見つかると思います。随時、クリニック情報も充実させていきますので、うまく当サイトをご活用いただければ幸いです。